はじめに
WEBエンジニアへ転職したい人のための勉強会「転職LT#4 〜春の転職まつり〜」に参加してきたので、そのレポートです。
目次
参加のきっかけ
2019年2月1日(金)に参加したWebエンジニア勉強会#11にも登壇*1されていたVTRyo(@3s_hv)さんが、転職関連の勉強会を過去何度か主催されており、2月の中ごろにconnpass上で新たな勉強会が開催されることが告知された為、早速申し込みました。
申し込み当時、私は転職活動の真っ只中で翌日には最終面接を控えているような緊張した状況でした。
転職活動が上手くいかなかった時に備え、新たな企業との出会いのチャンスもありそうなこの約一月半後の勉強会に申し込んだわけなのですが、結果的には内定を獲得*2し転職活動を終了させた状態で参加することになりました。
とは言え、勉強会では新たな気付きがあったほか、懇親会では私の方から転職活動の経験を他の参加者の方々にお話しすることなどもできましたので、参加して良かったと思います。
会場およびスポンサー企業
会場は、渋谷にある株式会社サポーターズさんの東京オフィスでした。
また、この勉強会は以下の各社さんがスポンサーとなっており、飲食有りでありながら参加費無料というありがたい勉強会となっていました。
登壇内容メモ
未経験だからこそSNS転職
リョッキー(@ryokky59)さん
- 4ヶ月の転職活動について
- 0ヶ月目
- 仕事を辞め、新潟から渋谷のシェアハウスへ
- プログラミングスクールへ
- twitterアカウント作成
- 1ヶ月目
- 1日8〜10時間必死に勉強。周りから「怖い」と言われるほど。
- twitterで勉強した内容を毎日ツイート
- 2ヶ月目
- オリジナルアプリを作成。楽しい。
- 週1回Qiitaへの記事投稿にチャレンジ
- 初学者だからこそ初学者にわかりやすい記事を書ける
- もくもく会、勉強会に参加
- スクールは未経験しかいないが、実際に働いているエンジニアの話が聞けた
- 一方で未経験者もいるから参加しやすい
- 採用に関する話も転がっているので、懇親会に参加しよう
- 3ヶ月目
- 最初はエージェント経由で企業との面接を申し込む
- 計20回面接し、業界知識が付いたほか、面接慣れした
- 4ヶ月目
- Wantedlyで、少しでも技術に興味のある企業に対しては「話を聞きに行く」ボタンを連打
- 実際に面談できる確率は5割いかないぐらい
- やって良かったことのまとめ
- twitterを使ってアウトプットを見せつける
- Qiitaに投稿したら、勉強会に参加したら、勉強したら、とにかくつぶやく
- WantedlyにtwitterやGitHubアカウントを連携し、アウトプットを企業に見てもらう為の手間を極力減らす
- 見てもらえなかったら、アウトプットしていないのと同じ
- twitterを使ってアウトプットを見せつける
Qiitaでの転職活動記も話題となったリョッキー(@ryokky59)さんの登壇。
その勉強時間や面接回数は誰もが真似できるものではないかもしれませんが、Wantedlyも含めSNSを活用したアウトプットの積極的アピール方法は大変参考になります。
SNS転職での失敗
おかしん(@okash1n)さん
スライド撮影禁止のややセンシティブな内容でしたので、メモは取らず登壇内容を集中して聴くことにしました。
一言でいうと「転職に際して不義理はNG」ということであり、自分自身も気を付けたいところです。
この「失敗談」、途中までそのストーリーにハラハラしましたが、最終的には登場人物の仲は円満な結果へと落ち着き、ホッとしました。まさに雨降って地固まる、といったお話でした。
面接をイージーモードにするコツ
のみぞん(@nomizooone)さん
- 「自分のトークに自信ありますか?」
- 転職歴6回の中で初めての転職活動(半年間)では数十社から不採用となり心が折れ、一度は諦めた
- しかし、その後、年齢は重ねたものの転職の回数を重ねるごとに慣れていき、今では数社から内定を獲得し、自分が選択できる立場に
- 職務経歴書を万全にし、職務経歴書に喋らせてしまう
- よくあるテンプレートを使わず、自分という商品を売り込める内容に
- よくある質問に対する回答を文字に起こして準備する
- 自分で納得できる回答であることが大切で、暗記は駄目
- 最初の自己紹介だけで良いので声に出して録画して練習する
- 面接の始まりは高確率で自己紹介。最初に良い雰囲気を作れると後が楽。
私も喋りに自信は無いので、よくある質問に対する回答はある程度事前に用意しましたが、ここまでの事前準備はできていませんでした。
でも、この登壇内容の通り、準備すればするほど自信が付いて堂々と受け答えができるんですよね。
また、職務経歴書をここまで整備して採用担当の興味を惹き、これに関する質疑応答の場にしてしまうというのは、面接を応募者側がコントロールしてしまっていますね。凄い。
失敗と改善で進めた転職活動
Tomoki(@tofu511)さん
- 9ヶ月に渡る失敗と改善の転職活動記
- 失敗1
- 書類選考、一次面接は通過するが、その先が続かず
- 志望理由、モチベーションは認めてもらえるものの最後の一押しが足りなかった
- 失敗1への改善
- エンジニアのキャリア関連の勉強会に参加し、有識者に相談
- ポートフォリオ作成を勧められ、挑戦することに
- 失敗2
- Ruby on Railsでポートフォリオ作成を進める
- しかし、慣れない言語(動的型付け)であることや、わからないことを聞ける知見のある人が周囲にいないことから、エラーにはまり込む
- モチベーションは地の底へ
- 失敗2への改善
- オンラインのプログラミングスクールを使い、わからないことをいつでも聞けるように
- 経験のあるJavaと同じJVM言語であるScalaを選択
- モチベーション低下を防ぎ、挫折することなく、ポートフォリオを作成
- 転職成功
- ポートフォリオ作成を終えた月から活動再開
- ポートフォリオの力は絶大で、翌月には第一志望の企業から内定獲得
私は幸いポートフォリオを作成した上で転職活動に臨むことができましたが、それも転職成功事例の情報収集があったからこそ。一人の力は弱くても、情報や有識者、環境といった周囲の力を得ることの大切さを再認識しました。
そして、最終ページの「伝えたいこと」は必見。
最後に
勉強会後の懇親会では、美味しい料理やお酒とともに、登壇者や以下の参加者の方々を中心に楽しく交流することができました。
普段、当ブログをよく見ていただいているいわしまん(@iwasiman) さん
Webエンジニア勉強会#11で登壇もされていたみずりゅ(@MzRyuKa)さん
SIerからWeb系に転職され、過去にこの転職LTに登壇もされたねっしー(@yuuri_oo00)さん
Podcast「成し遂げたいam」をやっている、なべくら(@nabe__kurage)さん、KANE(@higuyume)さん
最近、しがないラジオに出演もされた、なおと(@naoto_7713)さん
主催者のVTRyo(@3s_hv)さん、はっせー(@Dear_you_cry)さん、設営に携わられた方々、登壇者の方々、スポンサー企業の各社さん、ありがとうございました!